周東町の三瀬川という山奥の地域に住むてのたの家族。
てのたのさんにお野菜をお願いすると、いつも見たことのない野菜や、知ってるはずの野菜なのに、見たことのない野性味あふれる状態で手に届く。見てるだけでも楽しい♪
その味はなんでか濃くて、野性味があふれてる。
そして、なぜかいつも野菜たちに元気があって持ちがいい。
てのたのさんの畑は、自身のHPで「小さな農園」と謳う割には広い(笑)
その広い圃場には本当にたくさんの品種の野菜たちが少しずつ育てられている。
就農した当初は自然薯をメインで作っていたそうなのだけど、
数年前から知り合いのイタリアンのシェフからの発注や外国人のお客さんからの要望で、日本の市場では手に入りにくい野菜なども育て始めたのだとか。
以前よりは収量は減らしているけど、今も育てている自然薯。
扱う野菜は多種多様。見ていて飽きない!
落ち葉を集めたふかふかベッドは数か月たつとぎゅっと凝縮された腐葉土に。
これらを土に混ぜて力強い野菜を作っていく。
一緒に畑を見て回っていると、野菜のいろんな状態を楽しんで味わいつくそうとしているなー、と感じる。
お店でよく見る状態がベスト、と思っていたけど、そうじゃなくて「この野菜、花までおいしいんじゃないの?」と育て切ってしまう(笑)
料理人たちの「こんな野菜つくってよ」というオーダーに瞬時にこたえる柔軟さと、本人も未知な野菜もまずは育ててしまうという実験的な姿勢になんだかわくわく!!
てのたの夫婦の出身は東京と三重。
北海道や沖縄の西表島、群馬、、、と様々な地で経験を積んだのちにこの地へ行きついた二人。
農園には石積みのバーべーキューサイトがあったり、その裏には滝があったり、交流拠点のようなものを作りたいと言っていたり(笑)
農家にとどまらないその面白さが、野菜たちの顔にも表れてファンがついているのだなぁと感じる。
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てのたの
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