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作るひとの話

岸根ぐりを孫のように愛するおじいちゃん/ 岸根ぐり農家・大根川観光農園園長 藤本 忠義さん

藤本さんの作る岸根ぐりは、愛がこもっていてとっても美味しい。
岸根ぐりという品種の甘さもあるのだと思うけど、藤本さんが手塩にかけて甘やかされてるから甘いのかな、って勝手に思っている(笑)

今やお世話をする人が少なくなって、手をかけられずに大きくなりたい放題の栗の木も沢山見かけるようになってきた。
栗の木が大きくなるって良いことのようにも聞こえるけれど、剪定もせず大きくなってしまった栗の木は、栄養が分散して小さいサイズしか取れなくなってしまうんですって。
でも、藤本さんの栗の木は、剪定や防除作業(虫がつかないように防ぐ作業)や施肥作業(年に三回の肥料をあげる作業)などきちんと手入れがされていて、いつも元気そう。

藤本さんの管理する観光栗園では毎秋一般の方向けの栗拾いをしているのだけど、「みんなに栗拾いを楽しんでもらうにはどうしたらええかねぇ」とよく口にしていて、栗について尋ねられると歴史から手入れの仕方まで詳しく教えてくれる(笑)
会うたびに栗への愛をひしひしと感じる。

ここ数年はコロナの影響で泣く泣く栗拾いの中止が続いてしまったけど、今年は開催できそう!とのこと。

自然が相手なので確実ではないけれど、栗が落ち始める10月の中旬頃に開催予定。
是非、美和町の自然に触れに来てください!
きっと誰よりも動き回って、嬉しそうな藤本さんを見られるはず!

≪開園日程≫2024年の日程はお問い合わせください

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